働く障害者インタビュー「わたしのしごとば」

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今の仕事で知識と経験を得て“手に職”をつける!

M.Sさん

障害部位 下肢障害 6級
性別 男性
年齢 33歳
業種 人材派遣会社(テンプグループ)
職種 総務部門/総務事務



Mさんは小学校3年生ころから身体の不調を感じ始め、今から5、6年前にそれまでにない異変を感じたため病院にいったところ、医師に筋ジストロフィーとの診断を受け、それから3年後に障害者手帳を取得しました。

大学での就職活動のころは就職氷河期だったこともあり、いったんアルバイトをしながら介護福祉士の学校に通い、卒業後、介護の資格を取ったと言います。

もともと希望していた介護関連の仕事に就きましたが体力的なこともあり退職。けれど、そもそも人のために働くことが好き、人のお世話が好きとうい気持ちは、現職である“総務部での仕事”にも通じるものがあるため、今の仕事にも非常に満足しているそうです。



目標は・・・今の仕事で知識と経験を得て“手に職”をつける!

介護関連の仕事を辞めた後、転職活動をしていたMさんは、障害者向け転職フェアで、今の会社の募集要項の中にあった「障害者の就業の支援ができる」という内容に惹かれて応募・入社を決めました。

「結局今の仕事でも社員のヘルプだったりメンバーの手助けだったり・・・そうした場面では前職で培った奉仕の気持ちや経験がしっかり活きていると思います。自分に合っている仕事が見つかったことに感謝していますよ!」

「入社して2年。経験が活かせるフィールドではあるものの、業務としては未経験だった総務の仕事も徐々に軌道にのってきました。毎日が勉強の積み重ねですが、知識も見についてきていて職域も広がってきているところ。今はメインで労務管理(給与・保険・健康診断・年末調整・本社総務部とのつなぎ役)を担当しています。
労務の知識や経験って極めていけば“手に職を持っている”とも言える物だと思います。なので、今後も自分の武器として役立つような状態になるまで、勉強をしながらここで経験を積んでいくつもりなんです。
ゆくゆくは社会保険労務士の資格を取り、万が一職場を変えるような状況が訪れたら、その資格を活かしたい。決してネガティブな転職だけはしたくないですね。」

周囲の理解が、不調の時にも心強い

時々体調が悪いこともあるそうですが、やはりできる限り欠勤をしたくない・・・という思いは強く、薬で制御したり遅れてでも出社するようにしているのだそう。正直キツイ時もあるそうですが、周囲の理解があることが精神的な助けになっていると言います。

「周囲との関係も良いですし、私の障害に対する理解もあり非常に安心して仕事ができる環境にいると思います。
実は自分自身が“気遣い”というものを周囲に求めておらず、他の社員と同じように仕事も頑張りたいと思っているのですが、それについても皆はわかってくれていて“気にしているけど表には出さない”という姿勢で接してくれるのがとてもありがたいですね。上司も気にかけてはくれていますが、業務上では一切気を使ってくれない・・・(笑)、でもそれが私にとっては一番の気遣いなのです。」

やりがいは「感謝と成長」

今の仕事のやりがいは「感謝と成長」だというMさん。

「月並みかもしれませんが、労務的な手続きなどを代行してあげたり、わからないことを教えたりしたことによる感謝の言葉をもらったとき、そして自分自身の成長を日々実感できること・・・それがやりがいですね。」

仕事以外では、「放浪の旅」が趣味なのだそうで、東京からスタートして適当に新幹線に乗って、電車・バスそして“ヒッチハイク”を続けて関西・中国・四国を周った経験も持つアクティブなMさん。

持ち前の行動力で目標にしている社会保険労務士の資格も取得し“手に職”をつける日も、そう遠くない気がします。

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