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夢は宣言する、学ぶべきことは後輩からでも学ぶ
K.Oさん
| 障害部位 | 右上肢・下肢障害 2級 |
|---|---|
| 性別 | 男性 |
| 年齢 | 26歳 |
| 業種 | 人材派遣会社(テンプグループ) |
| 職種 | 事務部門/総務事務他 |
IT系に強い人材紹介会社で正社員として勤め、3年目に入るKさんは13歳のころに右上肢・下肢の障害を持ったそうです。20歳のころからすでに社会に出て働き始め、障害者手帳を持たずに就職した前職の広告・イベント関連の営業職を経て今の会社に転職しました。
自分の興味のあった業界に、障害者手帳を取得して挑んだ
この会社に入社したきっかけは、21歳で障害者手帳を取得した後、障害者専門の転職説明会に参加したこと。もともと、派遣会社に興味があったKさんは、派遣業界の成長期でもあり有名グループ企業でもある同社に就職を決めることに迷いは無かったと言います。
「派遣会社は、クライアントが業種も業界もさまざま。いろいろな世界を見る・知ることができ、視野も広がるであろうと思っていました。それプラス、この会社は障害者の雇用にも積極的で、将来的には障害者雇用促進の手伝いができれば・・・と思い入社を決めたのです。」
チームで喜びを分かち合うことに、いっそうのやりがいを感じる
現在Kさんが担当している仕事は、人材コーディネーターアシスタントとして、求人案件をWEBサイトや様々な広告媒体に掲載する業務。データをアップロードする・・・といった作業だけでなく、その求人の魅力をいかに引き出し、応募を集めるか・・・にかかってくる「原稿の製作」がメインです。
1日に40から50件を作り入力しているため、相当なスピードも要します。
「社内勉強会にも積極的に参加したり、積極的に情報収集をして、常にスキルアップをしているつもりです。もちろん良いところは取り入れますが、自分なりのオリジナリティーのある言葉で文章を考えて掲載するのが、この仕事の楽しさでもありますね」
日々、自分が掲載した求人案件への反応や効果には敏感になっていて、その成果が出たときには、非常にやりがいと喜びを感じるとKさん。特に今はチームで仕事をしているため、その喜びをみんなで分かち合えることが、さらに嬉しさを2倍にも3倍にもしてくれると言います。
「この会社は障害者雇用に積極的で、その活躍も盛んな会社・・・ということで、前職の営業経験なども活かし、人材コーディネーター職に就くことを、もともとは希望していたのです。けれど、実際には業界経験も無く、まだまだ勉強が足りなかったこともあり、まずは事務のステップからスタートしようと思いました。
なので、今後今の仕事で力をつけてきたら、今度は人材コーディネーターにチャレンジしたいと思っています。
学生の頃は勝手なイメージで障害者の就職は難しいと思い込んでいましたが、全くそんなことは無い!というのが、自分が働く立場になりわかりました。自分次第で仕事だって活躍の場だってたくさんあります。なので、将来的には就職を希望している障害者の方の手助けができるような仕事をしてみたいと思っているんです!」
夢は宣言する、学ぶべきことは後輩からでも学ぶ
すでに、コーディネーターになりたい!という意思表示を周りにもしていて、宣言もしてしまっているというKさんは、目標に向かって進まざるを得ない状況にいると言います。
「上司だけでなく後輩から教わる部分もあり、日々成長しているのを実感しています。そのためには、プライドを捨て、積極的に学ぶべきことは後輩からでも学ぶ。そして、今しかできない勉強を“失敗して何ぼ!”だと言う気持ちで取り組んでいきたいと思っています。
幸いにも、そういった“失敗を”ド~ンと受け止めてくれる上司に恵まれてますから!」
自分に厳しく・・・
障害を持ったということで、中学生のころはキツイ時期もありましたが、今は「自分だからこそ、この障害を持ったんだ!」と思うことで、気持ち的にも楽になり、前向きになったと言うKさん。今のこの状況とうまく付き合って行き、会社でもプライベートでも周りに支えてもらいながら、どんなことにでも果敢にチャレンジするつもりなのだそう。
夢をかなえるためにその夢を周囲に宣言した、今の会社に入った時にも後に引けないように家を出て甘え無しの一人暮らしを始めた・・・そんな“自分に厳しい”Kさんの夢は、将来は結婚して奥様と子供と一緒に田舎のほうでのびのび過ごすことなのだそう。子供が大好きで、もし健康だったら保育士になっていたかも・・・と語るKさんの将来の姿が目に浮かぶようでした。


