働く障害者インタビュー「わたしのしごとば」

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夢は変わっていくもの、新しい目標に向かって

T.Aさん

障害部位 左下肢機能障害 4級
性別 女性
年齢 29歳
業種 人材派遣会社(テンプグループ)
職種 人事・総務部門/事務



25歳のころ交通事故により左下肢の障害を持ったTさんは、当時働いていたコールセンターを退職し、その後2年間のリハビリを経て今の人材派遣会社に入社しました。

当初はインテリアコーディネーターを目指していたため、その資格を取る勉強をしながらの就職活動だったそうですが、インテリアコーディネーターというのは人気のある専門職だっただけに、なかなか難しく苦戦していたと言います。

足に障害を持ったことで、また歩けるようになり働くことができること自体に喜びを感じ、少しでも早く社会で活躍したいという気持ちが強かったというTさん。そのまま希望の職につけるまで就職活動を続けるよりも、“働く”ことへの近道を選びたい・・・と、障害者専門の人材紹介会社に登録をし、今の会社への就業を決めました。



まずは行動、経験の無いことにも挑戦!そこから始まる

オフィス風景「人材紹介会社の方からは、インテリアコーディネーターの夢は、事務の仕事で経験を積みながら、同時にチャレンジし続ければ良いのでは?というアドバイスをもらいました。私自身も、何もできずヤキモキしている期間が長く続くのは嫌だったので、その意見に賛成し、経験のない人事・総務の仕事でしたが、まずは挑戦してみることにしたのです。」

実際に勤めてみると、会社の雰囲気も非常に良いだけでなく、特に人事の仕事には興味が沸いてきて、今はむしろ「人事の仕事を突き詰めていきたい」そんな気持ちになっていると言います。

現在Tさんが担当している業務は、総務と人事を幅広くカバーする事務の仕事。給与計算のための管理表のチェックやデータ作成、労務のアシスタント、ID管理や新入社員の入社に際してのサポート業務など、実に幅広くこなしています。

「PC操作も事務経験も無かっただけに、最初の1年ほどは戸惑いも多かったです。けれど、入社2年目を迎えだいぶ知識もスキルも身についてきたと自負しています。
“人事・総務事務”という全くの未経験の仕事にも挑戦してみてよかったと思っています。何事もやる前から恐れていちゃだめですね、まずはチャレンジしてみないと。今は、こうして仕事をしながら自分自身、成長し周囲からは存在価値を認めてもらえている・・・というのを実感してきています。人から必要とされるのは非常に嬉しいこと、おおげさかもしれませんが、それが“生きがい”なのではないでしょうか?」

夢は変わっていくもの、新しい目標に向かって

事務的な仕事を習得したら、今度は自身が興味を抱いている「人事」の仕事に深く関わっていきたいというTさん。

「最初こそ、他の夢を追いかけながら・・・というスタイルでの就業でしたが、今となっては“人事のプロになる”というのが夢になっています。
将来は、障害者の採用に携わりたいと思っているんです!今の時点では障害者雇用のサポート的業務にはすでに関わっていますが、面接会への動向や応募の際の手続きなど、まだまだお手伝いのレベル。もっともっと勉強して経験を積んで、採用そのものに携わりたいのです。」

「2年間のリハビリ生活で仕事をしたくてもできない・・・働く意欲があるのにそこまで行き着けない・・・という悔しい体験をしました。だからこそ、働ける喜びや仕事でやりがいを感じることができる幸せさを知っているのです。それを、障害を抱えている方達に味わって欲しい、“働きたいのに働けない”という、もどかしさを払拭してあげたい。微力ながらも、その手伝いが少しでもできれば嬉しいと思います。それぞれが活躍できる場は必ずあるはずですから。」

自分の目的と働く意味がハッキリして、よりいっそう日々の業務でやりがいを感じる瞬間が増えたと言います。
怪我をする前よりもずっと働くことが嬉しくて仕方がない・・・というTさんからは、夢に対する前向きさと旺盛な意欲がジワジワと伝わってきました。

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