働く障害者インタビュー「わたしのしごとば」

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縁のある会社は必ずある

H.Tさん

障害部位 内部障害 2級
性別 男性
年齢 44歳
業種 特例子会社(テンプグループ)
部門/職種 事務部門/事務

社外活動と両立できる働き方を選択

都内でPC事務の仕事に就いているHさんは、数ヶ月前まで事務職未経験。趣味やボランティア活動との両立のため、自分のスケジュールに合わせて働けるようアルバイトで仕事を行ってきました。

「最初は飲食店のホールスタッフとして働いていましたが、時間が思うようにとれず、アルバイトとして建築会社に転職。日給制なので、自分のスケジュールに合わせて仕事をしてきました。
建築会社での仕事は、建築現場へ内装資材を運び入れ組み立てたりする力仕事。あと、独学でパソコン操作や関連知識を習得。建築作業の閑散期には事務作業の手伝いや、社内のコンピュータ/OA関連のサポートも行っていました。」

現場職から事務職へ転職

仕事と社外活動を両立させてきたHさんですが、4年程前に病気を発症、障害者手帳を取得します。その後、治療によって体調は直に安定。定期通院はあるものの、以前と殆ど変わらず仕事や社外活動を継続してきました。
しかし、そのうち障害とは別に、力仕事によって膝や腰に負担を感じるようになります。そこで、パソコン操作が好きなこと、アルバイトを続けることに不安があったことなどから、デスクワークでの就業を検討。転職活動を始めました。
障害者手帳を取得してから初めての転職。最初はハローワークや求人サイトの合同就職面接会に参加しますが、なかなか先に進むことができなかったといいます。

「面接会では大きい企業を対象に、目に付いたところから応募していきました。しかし、事務職としての経験がないため、なかなか上手くいきませんでした。そこで、障害者専門の人材紹介会社に登録。職務経験や年齢から厳しいとは思いましたが、とにかくデスクワークの仕事に就きたいと希望を伝えました。
登録後しばらく時間が経って、現在努めている会社を紹介されます。希望のパソコン事務の求人だったので、紹介会社のアドバイスなどを受けつつ応募。無事に入社が決まりました。」

事務職未経験とはいえ、建築会社で事務作業の手伝い経験があること、パソコン操作に詳しいことが、きちんと理解された結果です。

特例子会社のメリットを感じながら、より良いパフォーマンスを

入社後は、インターネットで企業情報を収集して、Excelの表にまとめる業務を担当。一日中パソコンを使う作業です。

「ずっと一日パソコンを使っているので、やはり目は疲れます。けれど、何度席を立っても大丈夫なので、状況に応じてリフレッシュできます。
また、特例子会社なので色々な障害の人が働いており、障害に関する配慮があります。自分も障害に関して月1回の定期通院がありますが、休みづらい雰囲気が全くありません。終業後は、皆必要がない限りすぐに帰るので、帰りやすい雰囲気。仕事がしやすく、ストレスを感じることのない職場です。
仕事自体は単調な仕事ともいえます。なので、異なる種類の作業を進捗スケジュールに織り交ぜたりと、自分自身で変化をつけて、効率を落とさないように心がけています。あとは、所属部署のチームワーク、調和を大切に、コミュニケーションを図っています。」

自分に合った環境・職場には、いつか必ずめぐりあう

転職後も、ライフガードのボランティア活動をずっと続けているというHさん。ほぼ毎日ジムに通い、体力づくりを行っているそうです。

「仕事帰りにジムに寄って、1時間強ほど体を動かしています。だいたい週に5~6日。仕事とは別の世界なので、メリハリがあっていいですね。
ライフガードのボランティアは、夏場は毎週末行っています。元々海が好きなので、神奈川や静岡の海で活動。これからも続けていくつもりです。」

希望したデスクワークへの転職を果たし、趣味・ボランティアとの両立も継続。そんな環境に至るまでの経緯をもとに、仕事を探している人へのメッセージをいただきました。

「自分は年齢的にも、職歴的にも厳しい条件での転職だったこともあり、今の会社に決まるまで30社近くに応募しました。自分以外にも、就職が決まるまで何十社も受けたというような話はよく聞きます。でも、最後に良い会社に入社できている。誰もがそれぞれに良い物をもっていて、それを引き出す環境が『縁のある会社』だと思います。
今仕事を探している方には、『縁のある会社は誰にもある。いつかは必ずめぐり会える』と伝えたいですね。」

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