働く障害者インタビュー「わたしのしごとば」

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就職活動範囲を広げて

N.Yさん

障害部位 上肢・下肢・体幹機能障害 複合5級
性別 男性
年齢 24歳
業種 特例子会社(テンプグループ)
部門/職種 事務部門/事務

就職活動範囲を広げて・・・

今年入社3年目を迎えたNさん。学生時代は一般枠での就職を希望し、障害者手帳無しで就職活動をしていました。手帳を持つことがハンデに思え、あえて取得していなかったそうです。けれど、内定を手にするのは想像していたよりはるかに難しく、途中で障害者採用についても視野に入れることにし、障害者手帳を取得しました。
就職活動の範囲を広げたNさんは、障害者専門の人材紹介会社の活用という選択肢も手に入れ、その紹介会社を経て今の会社への入社が決まりました。

自分自身の業務におけるマネジメント

オフィス風景Nさんが担当する業務は本社ビジネスの素となるデータ収集。PC入力でのタイピングは学生時代から経験していたため得意分野で、スピードも正確性もお墨付きです。
インターネットで情報を検索し、そのデータをフォーマットに入力する・・・という今の業務は営業活動や分析の材料として使用されるため、重要な役割を担っていると言います。

「データ集積・入力業務には当然ながら正確性が重要なため、自分の仕事に間違いが無いようセルフチェック・ダブルチェックを徹底しています。そのチェックに費やす時間を確保するため、全ての業務フローにおいての時間配分などをしっかりと考えて作業を進めるようにしています。作業そのものはもちろんですが、自分の業務のマネジメントも大切な仕事のひとつだと意識しています。」

もともとパソコン操作が好きなので業務自体、とても楽しい・・・というSさん。最近では、自分の業務スピード等も把握できてきていて、件数が多くても着実にこなす術が見出せるようにまでなってきているそう。これまでの経験で、どのくらいの時間を必要とするか?が見積もれるので、それに応じて時間配分をし、最終的にキッチリと決められた納期までに果たしているのだそうです。

苦手分野は“役割分担“、仕事を全体的にとらえてこなしていく

自分の業務に必要なスキルであるPC操作については問題なくこなせるため、それ自体には周りからのフォローはあまり必要が無いというNさんですが、苦手分野の業務も合わせて、仕事を全体的にとらえ、個々の業務ごとに周囲と手分けして分担するというスタイルをとっていると言います。Nさん自身は、書類を封入したり文字を書いたり・・・といった手先を使う細かい作業が苦手なため、それらについてフォローをお願いしたり、周りの社員に任せる一方、得意なPC操作について請負います。

「自己の業務を管理する経験から得たノウハウは、後輩のフォローにも役立ちますね。後輩の作業のチェックやバックアップをする中で、作業の時間配分を考えてあげたり、人材の振り分けをしたり、効率的な業務フローを考えたりする時に自分の経験が活きています。」

自分の価値は自分で上げる!

もともとパソコンに興味があり、家でも趣味で組み立てて自作したりしているのだそう。雑誌やネットから仕入れた最新情報をもとに、部品を集めたり、(ちょっと専門的になりますが)CPUを変えてみたり。

「そういった興味を仕事に活かせれば最高なので、今後はPCの資格を取りたいですね。まずはエクセルやワードのスペシャリスト・エキスパートなど。そして、今の会社でも周囲がPC関連のことで困っているときにサポートしたりフォローしたりできれば、自分の存在価値も高まるし、それによりもっと信頼も得られるようになるのでは?と思っています。
やはり自分が必要とされている・・・と実感できるほど嬉しいことはありませんから!
自分の価値は自分で上げる、そのための努力は惜しまない!常にそんな気持ちを持ってこれからもがんばっていきたいと思っています。」

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