働く障害者インタビュー「わたしのしごとば」

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病気の後遺症を理解して、仕事やプライベートで対策

S.Kさん

障害部位  
性別 女性
年齢  
業種 特例子会社(テンプグループ)
部門/職種 人事部門/人事事務

後遺症に応じた対策で就職

 

 Sさんは10年前に脳内出血を発症。左半身の麻痺や体力の低下などの後遺症がありましたが、体調管理と片手でのパソコン操作習得などによって、就職を果たしています。

「病気で左半身麻痺になり、それと同時に障害者手帳を申請しました。病気の影響で疲れやすくなったので、体調管理には気を配っています。
仕事をする前はパソコンを使っていなかったので、入社前にパソコンを片手で操作する訓練をしました。取りあえずパソコン操作に慣れ、あとは仕事をしながらスキルアップしていった感じです。
最初に入った会社では総務・人事部門配属で、備品管理や受付などの業務を担当。しばらく働いて仕事に慣れてきたので、別の会社でも勉強したいと思って転職しました。」

職種にこだわらず、新しい環境・仕事に挑戦

転職活動に際しては、特に職種にはこだわらなかったSさん。違う環境で、一から勉強するつもりで転職先を探します。

「転職を考えている時に、友人がフリーペーパーに載っていた求人を教えてくれました。それが今の会社です。
入社後は人事部配属。労務管理の仕事を担当、入社手続きや雇用保険、退職等の手続きを行っています。初めての業務内容なので、わからないことだらけ。同じ部署に社会保険労務士の勉強をしていた人がいるので、色々と教わりながらやってきました。一通り慣れるのにだいたい1年半程かかりました。今もまだ勉強中です。」

後遺症による不利は、自己認識でカバー

労務関係の事務手続きは細かなチェックが必要な業務。しかし、Sさんは脳内出血の後遺症から、ミスをしやすいといいます。

「病後すぐは判らなかったのですが、前の会社で仕事をしているとき、高次脳機能障害があることが判りました。仕事でミスをしやすく、メンバーの中でも一番ミスが多いです。現在の業務は、2~3人のメンバーが互いにチェックをし合う体制。サポートしてもらいながら、ミス防止に努めています。
さらに、ミス防止に留意するとともに、ミスをした時も明るくいようと心がけています。ミスが多いと落ち込んでしまいますが、そうすると周りの人が気を遣います。ミスした上、気を遣わせてしまうことのないよう、暗くならずに明るくいたいと思います。」

オフタイムは心身両面をセルフケア

発症以来、体調管理にも気を配っているというSさん。終業後や週末には、体力づくりや気分転換を行って、心身両方のケアを心がけているそうです。

「体力をつけるため、プールに通って泳いでいます。また、日曜日は高齢の方たちのグループに混じって、植木の剪定をしています。前の会社の時からなので、もう長く続けていますね。外に出て土だらけ泥だらけになりながら、緑に触れるのはとても癒されます。気持ちが安らぎますね。」

正確な事務処理に気を張る毎日。仕事を離れた時に心身を癒し、英気を養うSさんです。

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