働く障害者インタビュー「わたしのしごとば」

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柔軟な姿勢で、新たな業務も無理なく遂行

Y.Mさん

障害部位 内部障害(腎臓) 1級
性別 女性
年齢 38歳
業種 特例子会社(テンプグループ)
部門/職種 事務部門/事務

入社3年目の担当業務変更

 Yさんの入社は3年前。入社後はデータ入力を中心とする請負業務を担当してきましたが、この春から担当業務が変更、名刺作成に携わることになりました。
 入社以前のお仕事も、パソコンを使った事務作業が中心だったYさん。新しく担当になった名刺作成業務では、デザイン作業も担当します。これまでずっと事務の仕事ばかりで、デザイン関連はまったく初めての業務。にも関わらず、前任者からの引継ぎ後は、デザイン作業はほとんど一人で担当されているそうです。

新たな担当業務への取り組み

全く初めて取り組む業務内容に、当初は戸惑いもあったと思いますが…?

「えっ、という感じでしたけど…。前任者から引継ぎで一通り習った後は独学ですね、マニュアルを見たりして。あとは印刷所の人に訊いたり、前任者に電話で『教えて!』って尋ねたりとか。」

 分からないことは、その仕事をよく知っている人に聞いて対応しているとのこと。マニュアルで調べても、実務的な質問全てに回答があるとは限らず、第一、どこに知りたいことが載っているか探すことから始めなければなりません。その業務に精通している人に尋ねることは、時間的にも内容的にも効率よい方法です。

「他に営業管理も担当しています。名刺作成業務全般の数字的なことの管理ですね。最初に引き継ぎした後は、これまでのデータを見ながら試行錯誤でやっています。パソコンで表を整えたり、データをまとめたり。それで何とか管理をしています。」

控えめな表現でお話されるYさんですが、過去の管理方法・内容の理解、より管理しやすい方法への工夫など、確実に業務を進められている様子がうかがえます。

通院をベースにしたスケジュール管理

Yさんは十数年前に腎機能の低下から人工透析を導入。現在の会社に入社以前も障害者雇用でお勤めされており、そこからの転職です。

「現在の会社は、ハローワークの合同説明会で初めて名前を知りました。そのときはとりあえず書類を提出しただけです。面接を受けずにその日は帰ったのですが、後日面接案内の電話をもらって…。それをきっかけにそのまま進みました。自宅や通院先の近くでと思って探していたので、会社の場所がポイントでした。今はオフィス移転で少し家から遠くなりましたが、特に問題はないです。」

現在は週に3回通院しており、うち2回は平日の通院で16時に退社します。週に2回、残業できず早めに帰る日がありますが、定期通院なので予めスケジュール管理でき、業務に支障はありません。定期通院のサイクルを生活のリズムにして、上手にスケジュール管理を行っている様子です。

色々なことが経験できる魅力

「今の会社は、(業務的に)色々なことが出来るところがいいです。楽しいですね。あと、様々な障害の人がいるので、出来ること・出来ないことで互いにフォローし合える環境もいいと思います。」

担当業務変更や他部署の支援などで、色々な業務を行えるのが現在の会社の魅力と語るYさん。また、様々な障害をお持ちの方が就業されている環境では、障害によって出来ること・出来ないこともそれぞれ異なるため、業務遂行に際して互いに補完し合う土壌が自然と出来上がっています。各自のペースで、自然体で仕事が出来る環境はやはり魅力の一つとなっているようです。

 「あと希望を言えば、忙しいのが性に合っているので、もう少し忙しくてもいいかなというくらいです。(笑)」

まったく初めての業務に際しても、柔軟に取り組み、着実に習熟されているYさん。仕事も普段も生活も特に気負うことなく、自然体で過ごされている様子です。

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