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自分がやりたいことに近づくための“積極性”
T.Fさん
| 障害部位 | 左上肢・下肢障害 4級 |
|---|---|
| 性別 | 男性 |
| 年齢 | 43歳 |
| 業種 | 特例子会社(テンプグループ) |
| 部門/職種 | 総務部門/総務事務 |
突然の転機
Tさんは27歳の時に仕事帰りの電車の中、突然襲い掛かった脳内出血により、左半身不随の障害を負いました。
それまで、貿易会社に勤めていたTさんの仕事は非常にハード。バリバリと忙しい仕事をこなしていたことや、同時に多忙な中でも時間を作り趣味のトライアスロンでの体力づくりも行っていたことから体力には自信があったため、なんの前触れもない急なでき事に非常に驚き、そして戸惑ったそうです。
治療のための手術後は1から50までの数を数えることや2桁の計算も難しい状況だったそうですが、10年以上の継続的なリハビリにより、現在は通常に仕事ができるまで回復。今の会社に就業し、3年目に入りました。
コミュニケーションの橋渡し
もともとはグループ会社にて人材派遣の営業を担当していたTさんですが、自分自身の経験からも障害者雇用に携わる仕事をしたいと思うようになり、3年前にサンクステンプへの転籍が実現しました。
「現在は総務の職についており、周囲で一緒に仕事をする障害者の方たちが、より快適にオフィスライフを過ごせるよう、また実力や能力を最大限に発揮できるような環境作りを行うことを仕事にしています。
総務という立場からも、実務はもちろんですが、それ以上に同じ会社で働く者同士のコミュニケーションを何よりも大切にしています。積極的な声かけ、報告・連絡・相談だけでなく、部署を超えてのネットワーク作りのために個人的に飲み会を開催するなど、社外でコミュニケーションが生まれるような場を自らが中心になって設けるようにしてるんです!」
自分がやりたいことに近づくための“積極性”
実はTさんは、求人情報サイトの資料作成の仕事に就いていました。けれど、自分の能力はもっとちがう分野で活かせるのではないか?自分のやりたいことには総務部での仕事の方が近いのではないか?・・・そんな思いを抱き、おもいきって上司に相談を持ちかけました。そこで、ちょうど人材を必要としていた総務への異動が実現したのだそうです。
もともと、人とのコミュニケーションが好きだったTさんは、現在の総務部での仕事に非常に満足していると、仕事を楽しんでいる様子がうかがえました。
「自分ができることは自分でやる、周囲に助けてもらう部分はしっかりとサポートしてもらう・・・例えば、苦手な高いところでの修理や重い物の運搬は周りにお願いしています。けれど、逆にそのくらいのサポートがあれば、十分に自分の業務はこなせています。」
仕事でもプライベートでも後悔しない人生を送る!
仕事以外では、旅行が好きというTさんの夢は、生きている間に世界中の国を訪れる・・・という、大きな目標です。
「すでに30カ国以上を旅していますが、新婚旅行で訪れるならイスラエルかブラジル、南アフリカかなぁ?」と、お気に入りの旅先を教えてくれました。
「近い目標としては、間近に予定しているドイツ旅行と、まだ訪れたことのないオーストラリア大陸か南極大陸に渡ることです!でも、南極なんてなかなかツアーも無いし、難しいですね(笑)。」
海外旅行の他にも、家庭菜園やそれを使った男の料理、美味しい店めぐりも好き、今後はスポーツにも挑戦する予定!と、多趣味なTさんの話を聞いていると、仕事だけでなくプライベートの充実さも感じました。(写真:家庭菜園/ズッキーニ)
「何事も恐れず積極的にチャレンジすることが大切ですね。自分が病気になったとき一番悔やんだのがそれまでの仕事が中心の生活を送っていた・・・ということ。
だからこそ、今できることには何でも挑戦してみたい。ひとつひとつの日々の幸せや楽しみを積み重ねていくのが、生涯の幸せにつながる・・・そう考えています!」


