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株式会社三菱東京UFJ銀行

その業務の種類は多種多様、勤務地も北は北海道から南は九州まで全国にわたっているという、三菱東京UFJ銀行・人事部の仙崎様(写真右)と小池様(同左)にお話をお伺いしました。障がいをお持ちの方の採用は、主にこのお二人で担当されているとのこと。「現在、特例子会社も入れますと約460名の障がいを持つ社員がいます。」と、のっけからその数字に驚かされました。銀行本体だけで約360名。主として首都圏・名古屋・大阪の三つの地域で、肢体・聴覚・内部など、障がいの種類も程度も様々な方々が、いろいろな部署で勤務されているとのこと。

「銀行というと堅いイメージがつきものですが選考基準、採用条件も厳しいのでは・・・?」と恐る恐る切り出すと、「そんなことはありませんよ。学歴や年齢・経験有無などの制限は設けていません。確かに職業柄もとめられる『堅実さ』はあります。それを厳しいと感じるかもしれませんが、ここを乗り越えてこそやりがいのある仕事、入って楽しい職場ってこともあります。」とのお答え。なるほど・・・少し安心しました。
「どんな方に入社して頂きたいですか?」という質問には「チャレンジ精神が旺盛で、チームワーク良くやってくださる方がいいですね。安定して長く勤務をして頂くために、とことん面談させて頂きます。職域に制限はありません。障がいを持つ方々がいることが普通の環境の職場ですから、基本的には健常者となんら変わりはありません。経験のない方でもきっちり指導しますからご心配なく。」と、仙崎様。今年2月までは障がい者採用をひとりで担当されていたそうですが、今は西(大阪)に強力なパートナー、小池様を得て機動力が格段にアップ。お二人のチームワークは抜群です。
「個々の個性・適性を重視するので、第一印象とか、先入観など見え易いところで判断することはありません。障がいの種類や程度ではなく、この人は銀行の仕事を通じてどうなりたいのか?この職場(職種)でどんな仕事をしたいと思っているのか?常に面接で伺うポイントの基本は同じです。職場のニーズに合うかどうか、まわりと上手くやっていけるかどうかがポイントです。ご本人のために、時には突っ込んだ質問もしますし、中にはお説教っぽくなっちゃうことも・・・(笑)。でもね、ここで腹を割って話すと理解が深まるんだよね・・・。」ユーモアもあるお二人、採用して配属先に送り出してからも1~3ヶ月のうちに1回は訪ねて行ってフォローアップをされるそうです。いろいろな方に会い、働く現場を実際にご存知のお二人だからこそ、厳しくも暖かい目でご覧になって適材適所のご配慮を下さるのでしょうね。建前だけでなく、単に採用だけでもなく、働き始めた後にも関わる、地道で大変なお仕事なのだと痛感しました。
今、全行的に職場環境の改善に努めていて、たとえば聴覚障がい者とのコミュニケーションのレベルアップのため、手話研修を実施したり、社内ニュースのDVDに字幕を入れたり、最近では手話通訳をつけた研修を開催したりもしているとのこと。またバリアフリーを目指してインフラの改善にも少しずつですが努力しているとのことでした。
インタビューを終えて感じたのは温かさと安心感。応募する側にとって、とても大切なことです。お二人のお人柄なのだと思いつつ『厳しくてもやりがいのある、やってみて楽しくなるお仕事』という最初のお言葉を思い出したのでした。
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