天地人

今年は久々に日曜夜のNHK大河ドラマを見続けています。上杉謙信の名前は知っていましたが、戦国武将の中では詳しくは知らない武将でした。このドラマのテーマとも言える「愛」とか「義」とか、人として生きていく為のキーワードが、私の心をくすぐります。
昔は“スキー”、今はもっぱら“温泉”を目的に、このドラマ「天地人」の舞台になっている新潟県の越後湯沢が好きでよく訪れています。私は東京生まれの東京育ちで、父も東京、母は横浜の出身。俗にいう「田舎がない」ような環境で育ったので、夏休みに帰省をして海や山で真っ黒に日焼けをする友達を羨ましく思っていました。
5月の週末、今回は直江兼続に関連する所を巡ってみようということになり、高速道路の割引の恩恵も受け、越後湯沢まで2時間ちょっとのドライブを楽しみました。直江兼続や上杉景勝が幼少期に学んだ「雲洞庵」というお寺や、上杉家の家督相続争いの際、時の住職が大般若経を味噌樽の中に隠したというエピソードが残る「開興寺」というお寺などを観て廻りました。
「雲洞庵」の駐車場には観光バスが何台も止まっていて、近くにあるお土産屋も人で賑わっており、「人、来てますねぇ」とお土産屋さんのおじさんに話しかけると「昨年まではこんな事は無かったんだけどねぇ」と笑顔で汗を拭いていました。大河ドラマ効果・・・恐るべし・・・です。
番組のタイトルの「天地人」。「天の時、地の利、人の和が兼ね揃わないと天下を治められない」という考えを意味する言葉で、織田信長は「人の和」がなかったという描写もあるようです。
仕事でも生き方そのものでも、特に「人の和」が大切だと私も感じます。歴史上の名だたる賢者達が「人の和」を尊んでいることより「人は一人では何もできない」ことに強く共感します。
天下人になる予定は今のところありませんが(笑)、私が関わる人材ビジネスはまさに「人」に始まり「人」に終わるビジネスです。これからも「人の和・人との関わり」を大切にしていきたいと思っています。

日時:2009年5月22日
テンプスタッフフロンティア株式会社
代表取締役社長 中村 淳


